くそにんじん (糞人参)

学名  Artemisia annua
日本名  クソニンジン
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  ホソバニンジン、バカニンジン、ヤマニンジン、カワラヨモギ、カラヨモギ、ゴギョウ、ゴムケ
漢名  黃花蒿(コウカコウ,huánghuāhāo)
科名(漢名)  菊(キク,jú)科
  漢語別名  靑蒿(セイコウ,qīnghāo)、臭蒿、香蒿、苦蒿、香絲草
英名  
2008/07/21薬用植物園

2008/08/19 薬用植物園

2007/10/08 同上

 ヨモギ属 Artemisia(蒿 hāo 屬)については、ヨモギ属を見よ。
 和名は、根葉がニンジンに似て、悪臭を放つことから。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』11(1806)に、「黄花蒿 クソニンジン カハラヨモギ バカニンジン津軽 ゴギヤウ常州 カラヨモギ同上 ヤマニンジン仙台 ゴムケ摂州」と。
 広くユーラシア(東歐~東アジア)の亜熱帯~亜寒帯及び北アフリカに分布。
 日本には薬用植物として中国から入り、全国に帰化。
 中国では、クソニンジンなどの全草を靑蒿(セイコウ,qīnghāo)と呼び、薬用にする(〇印は正品)。『中薬志Ⅲ』pp.134-140 『全國中草藥匯編 上』pp.482-483 『(修訂) 中葯志』iv/441-449 

  〇クソニンジン A. annua (黃花蒿・靑蒿・臭蒿・香蒿・苦蒿)
   カワラヨモギ A. capillaris(茵蔯蒿・白蒿)
   カワラニンジン A. caruifolia(A.apiacea;蒿・靑蒿・香蒿)
   ナンマンオトコヨモギ A. eriopoda (南牡蒿)
   オトコヨモギ A. japonica(牡蒿)
   ハマヨモギ A. scoparia (A.capillaris var.scoparia;猪毛蒿・濱蒿・臭蒿)
  


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